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偽妊娠のその後


(躁状態の小ユキは散歩中にマウントしてくる) 


偽妊娠中の小ユキは「偽出産予定日」が近づくにつれて、やや躁鬱状態となりつつある。例年の傾向だが、偽妊娠とはいえ、ホルモンバランスの変化にともなう心理状態は、母犬になる準備期間中と何ら変わらないのではないか?と思うことがしばしばある。

発情期ピークが10月中旬であり、そのときから計算して50日頃から母乳が出始め、現在ではかなり乳房もふくらんで、母乳の出方も多めになってきている。そして「偽出産予定日」となる62日目は、ちょうどクリスマス前後である。

その日に向けて、小ユキはいま「心身ともに」母犬となるための変化を続けているのだろう。毎回、この時期になると見られる傾向だが、幾分、情緒不安定というか、いわゆる躁鬱病に似た行動をとるようになる。

2〜3日交代で感情の起伏が見られ、テンションの高くなったときは、しばしば散歩中にユキ丸へのマウント行動をとったり、私がウンチの始末や携帯の操作で手出しができないときを狙って、冒頭写真のように、マウントをしかけて来るのである。そのときは突き放しても、かなり執拗にしがみついてくるので、車道脇などでは危険なときもある。ちょうどポケットの位置に鼻づらが来るので、ときにはポケットの中に顔を突っ込んだり、その行動はかなり過激である(笑)。

心理面だけではない。外形も腰回りが太めになり、腹部の毛も乳房の膨張に合わせて薄めに変化してきた。つまり授乳しやすい体型に変化しつつあるところだ。偽妊娠とはいえ、かなり本格的な状態を体現することになる。こうした変化はたぶん去勢避妊をしていないペアの飼育を通してではないと、身近に見ることのできる機会は少ないだろう。



(小ユキの下腹部は10日前よりも、だいぶ膨らんできている)

クッションやタオルにも次第に母乳が付着するようになってきたし、今後「予定日」を過ぎたあとは、さらに量も多くなってくるはずだ。腹部も頻繁に拭いて清潔にしてやる必要も出てくる。そしてたぶん、こうした症状はその後、1カ月にも及ぶはずだ。つまり「離乳時期」までは続くのだと思えばよい。

発情のサイクルは、我が家の場合(小ユキの場合)ほぼ8カ月周期で繰り返されているから、今回のような偽妊娠もまた、8カ月周期で繰り返されることになる。ご存じではない方もおられるかもしれないので、ここで改めて述べておくと、「犬の発情周期は年2回ではない」。個体差もあるのでいちがいに決めつけることはできないが、私の知る範囲では6〜9カ月周期の範囲で微妙に異なるようだ。しかし、いったん決まった周期は、その後それほど大きな変動はないように思われる。



(小ユキのテンションが上がると、逆にユキ丸は少し落ち込む(笑))

また発情期はホルモンバランスの変化とも密接に関係してくるため、換毛期との関係もまた微妙な相互関係を見せる結果となる。どういうことかというと、普通なら「夏毛・冬毛」に変化する時期は、季節の変化に従うだけだと思われがちだが、こうした発情期のサイクルが季節のサイクルと完全に一致していないために、真冬に換毛が始まるようなケースもある。しかも雌雄2頭飼育の場合だと、心身の変化やホルモンバランスの変化も同一ではないから、それぞれの換毛期が一致することはまずない。かくして我が家では、年中いずれかの毛が抜け落ちる時期を過ごしていることになる。紀州の体毛はそれでも短いから、まだ救われていると言えるのかもしれない(笑)。


小雪丸稿 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0)
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