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愛犬家はツイッターをどう使うか(続編)



(本稿とは全く関係ないが、某所「ピグ」では、とうとう3頭の紀州犬を飼育する事態に)


ツイッターの続編を報告フォローするつもりだったが、しばらく使うことで、また新しい事実がわかるのではないかと、少し様子を見ていた。
開始から、ほぼ2週間が経過したことになる。そこで改めて気付いたことも含め、今後の可能性についても触れておきたい。

まず前回の続きから書く。つまり、「フォロワーの多い人のつぶやきに返信するとどうなるか?」という宿題の解答から書いておきたいと思う。

答は「短時間で自分がフォローされる」である。
実際に、ソフトバンクの孫社長に、たった一回だけの返信、つまりReコメントをつけただけで、その1時間後には、2人のフォロワーがついた。ただし、その相手は、明らかに営業目的の、しかも好ましい内容ではなかったために、こちらからフォローを強制解除(ブロックという)させてもらった(笑)。
これはあくまで一例に過ぎないが、オープンな、つぶやきの場では、当然予想できたことで、何ら驚くようなことではなかった。
問題は、そのフォロワーの持つ内容ではなく、多数に支持されている、ユーザへの返信に対する反応の速さだ。

これは支持者の多いブログへのコメントと似ているかもしれない。けれども本質は明らかに違う。10万人、100万人規模の支持者をもつユーザへの返信という、「コメント付け」が与える波及効果と伝播速度の凄さという点において、しかも誰にでもそれが簡単にできてしまうことが自体が恐ろしい。

無論、こうした返信の多くは無視されるし、タイムラインの流れる速さ、すなわち、つぶやきの多さによって1時間を待つことなく、画面下に押し出されて、一般のフォロー先からは見えなくなる。なぜなら当のユーザ自身もまた多数のユーザをフォローしており、そのフォロー先のつぶやきも全て、彼の画面に流れているからだ。

一方、ツイッターに参加したばかりの初心者のフォロワーは普通、私のように極めて少ない(笑)。
しかも好ましくない営業フォローは、時折、確認の上、ブロックしてしまうから、あとは旧来からの知人と、「害のないフォロー」のみが残るのである。

この「無害なフォロー」がなぜなされたかは、説明のつくものもあるが、全くわからないものもある。そして、高々数人のことであるから、原則、私は無視することにしている。

つまり、こうした他者からのフォローに対する反応は、全て個人の判断に委ねられている。だからブログのコメント返しのように律儀に考える必要もないと、ツイッターのもつ不文律、いわば暗黙のルールに従うことにしているわけだ。

またフォロー自体も極めて動的なものだ。朝フォローされた相手が、夕方には消えていたことも少なからずあった。いったんフォローして、様子を見る場合もあれば、フォロー返しがないから解消した場合もあるだろう。ただ、間違いないのは、ツイッターの鍵は、やはりこうしたフォローの在り方が握っている、そう思われる点だ。

多数の相互フォローを好んで行えば、その情報共有の輪が拡がる速度は、ブログのそれに対して、百倍、千倍の流れを作り出すだろう。むろん、その中には好ましくない相手も含まれているかもしれない。全ては個人の責任に委ねられている世界だ。だから私は、少なくともまだ様子を見ている。

ただ、もし自らの活動に共感できる人々を探し、あるいは自らの悩みを誰かと共有したいと思ったとき、ツイッターのフォローが有効な手段となりうるということだけは確かだ。しかもそのコミュニケーションはリアルタイムで進行する。それが一番重要なことに思える。


さて、ツイッターの機能は、これまでに書いた「フォロー」があり、また一方の「つぶやき」に関しては、自らの投稿と、他者への返信、それに加えて「リツイート」(ReTweet)と呼ばれる引用の3種類がある。これらを使い分けながら、タイムライン上でのつぶやきは成り立ってゆく。

返信はフォロー先のタイムラインにそのまま表示される。したがって、多数の目にとまることを常に銘記すべきだ。顰蹙を買うようなことだけは避けるという常識も必要だろう。

リツイートについては概念が少し難しくなるが、端的に言えば、他者の良いつぶやきを自らの備忘録とし、あるいは自分をフオローしてくれる人にも、その情報を共有してもらおうとするときに役立つ。リツイートの記述形式は、慣れない向きには多少面倒くさい。引用先のユーザ名の前に「RT」をつけて、それが引用であることを表す。「RT」のさらに前には、引用に際し、自らのコメントを付加する。分からなければ、他人のリツイートを参考にすればよい。最新のツイッターの機能には、このリツイートをボタン一つでコピーする機能もある(ただしこの機能を使うと自らのコメントを付加することはできない)。

あとは自らの勝手なつぶやきである。これについては何ら制約もなく、あるのは140文字以内という字数の制限だけである。1回に140文字、もちろん足りなければ2回目のつぶやきを投ずればよい。ただ、この内容を多少とも有意義なものとする努力だけは必要だろう。「腹が減った」「眠い」「寒い」だけでは、自らもそうだが、他者への実りもまるでない雑音となってしまう。身内だけなら、それでも面白いが、オープンな世界に向けたつぶやきであることだけは、常に心の片隅にとどめておくべき心得だと思う。少なくともこの2週間で、すでにそのことはよくわかった。


ツイッターは従来のブログに比して、その表現力自体は極めてシンプルなものだ。けれども、そのシンプルさゆえに、様々な拡張機能が第三者によってサポートされていることも、次第にわかってきた。

その一番の理由は、ツイッター自身が、その仕組みの全てを公開しているからだろう。業界用語をあえて使うならば「オープンソース」の世界なのだ。だから技術力のある第三者が、次々と便利な追加機能を作り、提供し始めている。

例えば、一番ツイッターと親和性が高いとされるiPhone専用アプリがそうだ。ツイッターの使用効率が格段に向上する。Windowsに関しても同種のアプリがある。私はまだ試していないが、タイムラインを効率よく操作し、利用者のつぶやきを助けるだろう。

こうした基本的な機能に加えて、シンプルなデータを扱うツイッターならではの面白い機能(サービス)もある。例えば、Amebaやmixiにもツイッターと同じ「つぶやき」の機能が昨年末よりサポートされ始めているが、それは互いに独立したものであるから、両方を使うユーザーは、それぞれの場所で違うことを、つぶやく(笑)。

これはいかにも不合理なことであるから、私はかつて、Amebaの「なう」に対して(なうはAmeba版ツイッターのような機能)、「ツイッターへの同時転送はできないのか?」と質問を出したことがあった。けれどもその質問に対する回答は未だにない(笑)。

それでは、ということで、私は自分でツイッターの側から「なう」への転送をする機能がないかを調べてみることにした。すると、求める機能は、すでにちゃんとサポートされていることがわかった。小さな会社のようだが、しばらく身元調査などして、信用することにし、登録を済ませたのは、昨日のことだ。

参考:登録はここから、
http://twitter2mixi.cyberwave.jp/
(ただしツイッターおよびAmebaのアカウントとパスワードが共に必要)

その結果どうなったか?私がツイッターでつぶやけば、若干の時差はあるが、そのテキストはAmebaの「なう」にも反映されてゆく。その逆はまだサポートされていない。どちらを主体的に利用したくなるか?答は聞くまでもないことだろう(笑)。



(●私がツイッター側で、つぶやけば。。。)




(●しばらくすると、Amebaの「なう」にも、それが転送される)


一例をあげただけだが、こうした転送の利便性は、相手先を選ばないようだ。SNSの最大手サービスFacebookに対する転送も、探した結果、やはり同様にできることも知った。全てはオープンソースだから可能とできることで、ツイッターの身の軽さは、こうした点でも際立っている。

こうした利点を生かして、中には遊び感覚そのままのサービスも生まれているようだ。以下のサイトはその一例で「ツイットメーカー」と言う。完全なパロディ版だが、こんな屈折したアプローチも一方である(笑)。

参考:確認はここから
http://king-soukutu.com/twit/maker.php
(ただしツイッターのアカウントが必要)


そう言えば、ソフトバンクの孫社長にReを一度だけつけた結果について、書き忘れていた。

Reの内容は「Twitterと(SB社の)iPhoneの拓く将来展望は?」といった内容だったのだが、質問自体は、すでに誰かが発信済みと考えるべきであったし、当然、製品供給の展望として、孫さん自身もどこかに寄稿していたであろう「ありふれた質問」だった。それはある程度、私自身も承知の上でReを付けてみたのだったが(つまりテストとして)、大方の予想どおり、直接のReはなかった。

けれども数時間後に、彼自身のつぶやきの中で「Twitterの未来、著作権が個人の手に」(原文やや曖昧)という文言があった。これをして質問の答えとするにはやや弱いが、それでも他の同種の質問に合わせたコメントととれなくもなかった。あくまで推測の域を出ないことだが(笑)。

彼のフォローは、とても変化に富んだ「公人と私人」との切替えの妙が見られる。坂本竜馬に興奮したり、一方で禿げと揶揄されたコメントにも臆せず対応している(笑)。一方でむろん経営者としての決断についてもつぶやく。見ていてもバラエティに富んだ文言が楽しい。フォローに値する人物であると思った。その点、某首相のフォローは紋切り型でつまらないため、途中から解消した(笑)。

このようにフォローは、動的に動かすことで、初めてツイッターの利用価値も高まると感じている。これから利用する方があれば、是非そうした変化についても体験してみていただきたいと思うのである。


最後に、改めて「愛犬家の視点」から、ツイッターの可能性について述べよう。
ツイッターの威力はフォローにあると、これまでも述べた。これと併用できるのがツイッター独自の検索機能である。まだgoogleのように強力なパワーはないが、ツイッターのつぶやきならば、数秒前の登録データまでを抽出対象とすることができる。

つまりgoogleのように、「過去のデータ」ではないことが、最大の特長だろう。だから里親を探すつぶやきも、里子を求めるつぶやきも、それ自体を、フォロー者が多いユーザのタイムライン中に投ずれば、多数の人々の目に止まる結果となる。また、仮にそうしなくとも、意識的に有意なキーワードを、自らつぶやくことでも、返信がついたり、新たなフォロワーを得ることにも繋がるだろう。

自分の好む犬種を、ツイッターで検索してみるとよい。わずか一日の間にも、多数のつぶやきがあったことを知るだろう。ちなみに「紀州犬」で調べれば、たぶん私(kishudog)もそこにいる(笑)。




(2週間前のHC画面でちょっと古いが「紀州犬」検索をしたとき)


愛犬の病に悩んでいるならば、その病名で検索してみよう。同じ病に悩む愛犬家のつぶやきが、多数あることを知るかもしれない。

犬だけに限った話ではない。病に悩む人もまた、同じ方法によって、自分は今、決して「一人ではない」ことを知るに違いない。情報連鎖の可能性は無限であり、しかもリアルタイムだ。

だから最後に、このアドレスをもう一度記して、この記事を終わる。

● http://twitter.com/

登録は10分で終わる。そこから先は「2億人がつぶやく」世界だ。伝聞だが、ツイッターの開発者は、将来を見ながら、こう言っているという。
「10億人のユーザ数があれば、ツイッターは地球の鼓動(パルス)になれるだろう」と。



------------------------------------------
後からの追加情報:転送サービスについて


●twit2mixi

http://twitter.com/twit2mixi
にて、Twitter→Amebaなう、への転送を利用してると書いたが、このサービスは同時に、Twitter→mixi への転送も可能だ。1回の登録で2つのSNSに対する転送をサポートしている。
若干不満なのは、転送のサイクルが30〜60分と、やや冗長なことだろうか。
私が上記のサービスを利用し始めてまだ、やっと2日だ。だから、転送の安定性や時間差については、まだ状況のすべてを把握できたわけではない。


●tweet2mixi

さて一方、きわめて紛らわしい名前だが、
http://tweet2mixi.appspot.com/
というサイトでも、同種のサービスを提供している。現在は、Twitter←→mixi の双方向転送を可能としている点で、mixiに関しては一日の長がある。しかも転送のサイクルは1分単位と細かい。
このサービスでは、Amebaなう への転送は未サポートながら、近い将来、Twitter←→Amebaなう の双方向転送を実現してくれるかもしれない。

一方向ではなく、双方向での転送こそが理想であることは間違いないことだが、その機能の実装には、やはり、それだけの制約が伴うだろう。私自身にとって、最も必要としていたのが、この機能だったこともあって、本件に関する期待は大きい。無理をせず検討を重ねて頂きたいと思う>tweet2mixi


●笑い話

実は本日の昼間、およそ数時間にわたって、私はtweet2mixiの主催者と、メールやTwitter上でのやりとりをしていた。しかも私は、tweet2mixiのことを、一日前に登録したtwit2mixiであると誤解していたのだ。なにしろ名前が似ている。しかもサービスの内容も酷似しているとあっては、無理からぬことであろう(笑)
しかし夕刻になって、ようやくtweet2mixiから「kishudogによる登録情報がない」と聞かされるに及んで、はじめてそこで、自分が2つの良く似たサービスを混同していたことに気づいたのである。


私も迂闊だったが、向こうも(私のことを)自サービスの登録ユーザであると信じ込んでいたことが可笑しい。互いに気づかずに数時間が経過したことになる。事実が判明したときは、爆笑ものだと思った。それだけに、逆に妙な親近感が生まれた。だからというわけではないが、このあと近々のどこかで、ぜひ、Twitter←→mixi の双方向転送を登録利用させてもらいたいと、そう思っている。

3月1日からは奇しくも、mixiが招待状なしのオープンなSNSに変わるとアナウンスされている中、mixiへの双方向転送を試してみるには絶好の機会かもしれない。(笑)

以上、本日(2010/2/24)一番の「おまヌーな話」を補填して、この記事を終えたい。



●補足のさらに補足
この記事の「コメント」には、あとから追加したツイッターの機能「ダイレクトメッセージ」に関する「覚え書き」も残してある。時間のある方には、一度だけでも目を通していただきたいと思う。


 



閑話休題 | 00:05 | comments(1) | trackbacks(0)
コメント
書き忘れた重要な話を補足(笑)

ツイッター上のつぶやきは、原則として、全て衆人監視の中にさらされる。したがってプライベートなつぶやきは、自ずと制約を受けざるをえない。
けれどもフォローしあった状況下で、私的な内容を伝えたいこともあるだろう。

そうしたときに使えるのが、ダイレクトメッセージの機能だ。私信にはこれを使えばよい。この機能を使って発信したメッセージは、ツイッター登録時に指定されたE-mailアドレス宛てに届く。Amebaのプチメールをお使いの方は、それと似た機能だと思えばよい(笑)

ただし異なるのは、ツイッターのダイレクトメッセージが、またしても140文字という制限に縛られているという事実だ(Amebaのメッセージは1000文字)。

データの形式を統一しておくための配慮であろう。こうしておくことで、本体のつぶやきと、全く同じプロセスを使える。つまり出力先を変更しているだけに過ぎない。

ここにもツイッターのもつ基本思想が生かされている。

唯一、不満なのは、このメッセージに対して、直接返信を打てないところだ。返信はあくまでツイッターの中に入ってから行う。その手間が1分ほどの余計な時間を強いることだけが不満だ。

おそらく支援アプリがあれば、こうした不満もサポートしてくれるのだろう。私はまだ使ってはいないが(笑)

from: snowy | 2010/02/24 4:39 PM
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