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信州旅行記・蓼科編


(2回目となる女神湖畔に立つ小雪丸)


さて6日間にわたる信州旅行も2/3を消化し、余すところは、最終宿泊ポイントとなる蓼科である。蓼科と言っても広いが、今回目指すは「女神湖畔」に点在する「蓼科・わんわんパラダイス」だ。昨年の蓼科は、ここから数キロほど離れた「美し松」という所に宿泊した。このとき現地に着いて最初に休憩したのが、今回宿泊する女神湖だった。そのときはまだ7月下旬であり、湖畔を渡る風も寒かったことを覚えている。

白樺湖からの坂道を上って行くと、急に左手に「わんパラ」の看板が見えたが、車は急には止まれない(笑)。やむなく通過して、次の信号手前で停車し、方向転換をして来た道を戻った。最終的な場所の確認はしていなかったが、女神湖を目指すだけで自然に到着するような位置にあったということである。

看板からの小道を進むと、300mほど入ったところにフロントコテージがある。そこでチェックインを済ませて、コテージ番号のついた鍵を受け取る。案内地図で確認すると、ちょうど入口の角地に位置するコテージが、今回の拠点とわかった。

再び車をUターンさせて、コテージの正面に止める。しかし、どうも外見はあまりきれいではない。周辺に点在するコテージの中でも、築年数から見ても、一番古い部類に属していそうだった。






(確か昨年も同じ杭につないで写真を撮ったのでは?)


鍵を回して室内に入る。案の定、外見とさほど違わない室内でガッカリする。ダイニングの照明が旧式で暗い。隣接する和室だけは、明るくきれいだったが、そこだけはリニューアルした結果だろう。和室との間には20cmほどの段差がある。

小雪丸にとっては、走り回れるだけの広いスペースがない。私は人間だからよいが、犬にとっては段差のないバリアフリーの方が嬉しいのではないか。。。事実、小雪丸も八ヶ岳や安曇野のときのように、室内に入った直後、嬉しそうに暴れる行動をしない。少なくとも気持ちが高揚しない場面なのだろう。それは飼い主とても同じだった(笑)。

残念なのは、ここの宿泊費が、安曇野や八ヶ岳と比較しても「さほど変わらない」という事実だった。それが一番の不満だ。出費に比してはやや不本意な施設だと評価せずにはいられない。しかし、今さら他に変更することも出来まい。運命を受け入れるしかないということなのだろうな。不満を言いながら2日間を過ごしたくはない。周囲の環境が快適ならば良いではないかと。。。

2階に昇る階段も小雪丸にとっては、普通のフローリング素材なので、滑って危ないかもしれない。滞在中2回ほど2階にも上げたが、いずれも私が抱き上げて移動させたものだ。そして不思議と小雪丸も、自らの意思で、2階に上がろうとはしない。安曇野などでは、もっと長い階段を勢いよく駆け上がった彼らなのに。。。2階には寝室と小さな踊り場がある。1階同様に古い造りだと思った。

ともかく、こうして蓼科の初日は夕刻を迎えた。何はなくともまず散歩である。
初回の散歩は、まずフロントまでの小道を(今度は車ではなく)徒歩で歩く。途中に個人の別荘があって、そこの庭によく吠えるミニダックスがつながれていた。飼い主の姿は見えない。そのまま通過して、フロントを兼ねたメインのコテージまで行く。




(幸い無人のドッグランに初めて遊ぶ小雪丸)


そして、ここにも併設のドッグランがあった。大きさは30m四方ほどの小規模なランである。基本は芝生で立ち木もあり、周囲はオレンジの強化ビニルフェンスで覆われている。幸い誰もいなかったので、早速、小雪丸を入れて放すと、ようやく活気に満ちた表情で走り始めた。小ユキはすぐ疲れるが、ユキ丸はランが好きだ。「ドッグラン!?」と言いながら、ゲートに向かうと、嬉しそうに従う(笑)。

ユキ丸が挑発するので、それに小ユキが応ずる形で、しばしの疾走が始まる。長続きはしないようだが、それでも2頭とも8歳には見えないほど元気だ。飼い主の私が言うのも変だが、2頭とも毛艶良く、白く綺麗で、生き生きとしている(笑)。今回の旅でも幾度か「いい犬」「きれいな犬」と、他の愛犬家に声をかけられもしている(親馬鹿嬉し〜♪)。そう、飼い主がしっかりしているからね!と誇り高く思う私だった(笑)。

ランもあまり長いと疲れるだろうと、心優しい飼い主の私は、ちゃんと「ほどほどのところ」で終了を宣言する。ここに滞在している間は、また遊ばせる機会もあることだろう。欲張る必要はない。しばしの休憩の後、今度は、来た道とは直角の方向に歩いてみることにした。基本は小ユキが行きたがった方向に従うことにする。

やがてT字路に突き当たったので、左に曲がれば、宿泊しているコテージの方向に戻れるはずであった。ところが、相当歩いた結果、その道も行き止まりであることがわかって、結局、もと来た道をフロントまで戻らなくてはならなかった。
実は、突き当たる1本手前の道を左折すればよかったのだと、宿に戻って地図を見て知ったのだが、あとの祭りである。




(木々の後ろで分かりにくいが天蓋に観測ドームのついたコテージ)


こうして初回の散歩を終え、コテージに戻った。そのとき初めて気がついたことがある。今回のコテージには3階はなかったのだが、正面から見ると、3階に相当する部分に半球の天蓋が見える。「あれは何だ?」と聞くまでもなく、それが天体観測用のドームであることは明白だと思った。あの半球の中から星を観るためのものだと。。。

古いコテージだが、元々は個人が所有していたのであろう(あるいは今でも契約で貸し出しているのかもしれなかったが)。。。このコテージの天蓋に上って望遠鏡で星を観ていたオーナーがいた。。。そう思うと少し親しみがわいたものだ。
室内に入り、改めて2階の構造を調べる。すると階段の踊り場から手を伸ばせば、天井から引き下げることの可能な非常階段が格納されていることもわかった。しかし残念なことに鍵がかかっている。

その階段を上って四角い鍋蓋のような扉を押し上げると、おそらく天体観測の小部屋に入ることが出来るのだと思った。いまは危険防止のために鍵をかけてあるのだろう(普通の利用客に使用されぬように)。あとからわかったことだが、このコテージには他にも鍵のかかった納戸があった。あるいはここに望遠鏡などが格納されているのではないか?とも思った。すべては私の想像である。

このコテージは周囲を林に囲まれているから、観測するにしても、おそらく真上方向しか見ることはできないだろう。それでも半球の観測ドーム付きのコテージは周囲に異彩を放っていた。急に愛着も沸いて来ようというものだ。ロマン、星を観るためのコテージ、それだけでも少し嬉しくなれるから、人間というものは不思議だ。

このコテージも夕食は運んでくれる。その際に「翌朝の朝食」までもが一緒に届くのには驚いたが、所詮、準備は前日からの仕込みだろう。それが朝届くか夜届くかの違いだと思った。おそらく前日までの八ヶ岳も、届くのは朝だったが、野菜などの萎れ具合から見れば、前夜の仕込みではなかっただろうか。さすれば、ここは合理的なシステムをむしろ採用しているとも言える。要は考え方ひとつだ。幾度もノックされるよりは、一度で全てが済んだ方が、こちらも寛ぐことが出来るのだから(笑)。




(女神湖畔を1周してみた小雪丸。およそ30分もあれば大丈夫だ)


翌朝(8/9)は連泊の中日となるので、また例のごとく「のんびり」を決め込むことにした。朝の散歩は真っ直ぐにフロントを目指し、ドッグランを覗くと先客がいたので、利用をあきらめ、さらに直進して敷地内の突端まで進み、さらに未舗装の砂利道を右折して進むと、体育館や講堂のある地域に出た。しかし道がどう続いているかも不明なので、途中で引き返し、再びフロント脇のドッグランに戻った。今度は誰も居ない。これで2回目のチャレンジである。

あとでフロントで聞くと、この朝進んだ道をさらに直進すれば20分ほどで、女神湖畔まで出られるとのこと。夕方の散歩では是非行ってみようと思った。

さて、その日の夕方はまずドッグラン。。。しかし、そこで小ユキが突然切れてユキ丸を襲うというトラブルが勃発。幸い怪我もなく引き分けたが、一瞬またかと肝を冷やした。原因は「ボールの取り違え」によるもののようだ。持参したテニスボールを今回は持ち込み、2個ずつ投げては遊ばせていたのだったが、どうやら途中で、そのボールが入れ替わったらしい。そのことが小ユキの怒りを招く結果を導いたようだ。それ以外に原因は考えられないのである。しかしそれしきのことで、とは思う。しばらく権利を得ていた所有物を奪われたと思ったのかもしれない。この歳になっても、玩具の所有権はしっかりと見張らなくてはならない。。。そう改めて思った。幸いその後の散歩には影響を引くこともなく、やがて目的地の女神湖畔にも到着した。昨年も見た静かな光景が拡がっている。ここを覚えているかい小雪丸?(笑)




(夕方のドッグランでは持参したテニスボールでも遊んだ)


一夜明けて、午前中を蓼科で過ごし、午後からは霧ヶ峰を経由して、諏訪ICから中央高速に乗った。晴天で車の流れも順調である。しかし、やがて大月を過ぎた頃から急速に混み始めて、やはり(予想どおりに)渋滞した。
そして、しばらくすると、不本意ながら尿意までもが。。。このまま待っていても、いつ次のトイレチャンスにたどり着けるかわからん。
と、そのとき、目の前に「上野原」と書かれた出口が!。。。もうどこでも構わん、ということで、いっきに高速を離脱。インターを出たところで、セブンイレブンのありがたい看板。そのまま駐車して(買い物もせずゴメン)トイレのみ拝借する。なぜか車椅子用まで完備した、とてもきれいなトイレだった。ホテルのトイレ並みの美しさだ(笑)。

いったん出た高速にまた入ってもどうせ渋滞だと、あとはルート20をひたすら都心めざして走ることに決めた。そして小仏峠を抜ける付近までは快調に走れたのだったが、八王子が近づくにつれてどんどん混み始めた。
そのまま行くといつ帰れるかわからん、と思いながら、忍耐の甲州街道20号線を行く。

このまま進めば、やがて環八を左折しても、さらなる渋滞だろう。ということで、早めに左折して、武蔵境〜田無〜富士街道〜谷原〜自宅、という裏道コースを走ることにした(ローカルな話でスミマセン)。幸いこのへんならば土地勘もそこそこにある。
しかし、最近は久しく走ったことがない地域であり、しかも夜道。。。景色もかなり変化している。途中で少し迷いそうになったが、「こんなところで迷ってたまるか!」と、頑張って(運よく)知っている道にたどり着き、ようやく午後の9時少し前に帰宅したのだった。

本来ならば6時すぎには帰宅できていたはずの予定だった。3時間もの遅れで。。。しかも、帰宅直後には、小雪丸の散歩をさせなくてはならない。
いつもの「小回りコース」で、小雪丸を連れ、見慣れた地元の道を1週間ぶりに歩いた。ここ2日ほどは涼しくなったと言われていたけれども、やはり東京はそれなりに蒸し暑い(笑)
そして遅い食事と旅の片付け、翌日の準備と、あれこれ。。。ネットは僅かに接続したのみ。即、翌日から出勤という設定は、帰宅が遅れるとなかなか辛いものがあると思った。ともかく小雪丸共々、無事帰還できてよかった。旅の疲れは二三日遅れて出るものと思うが、何とか週末に接続できるのが救いである。



(女神湖畔を半周した小雪丸。西日を浴びて眩しそうだ)


これでいったんは3部作の旅行記を終わるが、実はまだ現像にまわしたカメラの写真は仕上がって来ない。通勤先最寄りの店に依頼した関係もあって、週明け月曜日に持ち帰ることになりそうだ。できれば、その写真を用いて、あと一回だけ、「総集編」の登録をしたいと考えている(笑)。



旅行日誌 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0)
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