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小雪丸ヒートアップ続く



(今朝も早朝散歩のあとは、意気消沈してサークルの中)


ヒートアップがクライマックスに達してからというもの、気の毒だが散歩のとき以外の小雪丸はサークルの中で過ごしてもらっている。このようなときであるから、片時も離れたくないであろう点については、2つのサークルが完全に隣接しているので問題はない。


先日も書いたように、小雪丸のサークル(というよりもスクエア)は、各々が1m×2mずつとなっているので、それを並べた状態だと、2m四方の正方形となって、彼ら専用のスペースにぴったりと収まるようにしてある。決して狭い空間ではないし、歩くだけの充分な広さもある。しかし何よりも「接していること」が重要なのだ。


発情期のこの時期(ユキ丸だけではないと思うが)雄犬は遠吠えをしたり、よく吠えて騒ぐことが多い。それは近くに発情期を迎えた雌がいるにも関わらず、接近することができないためだ。我が家でもこの状態から、いずれか一方を引き出し、見えないところに連れ出してしまうと、間違いなくユキ丸は騒ぎ立てる。



http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=2988139

(2010/9/5の室内動画:この日はまだ穏やかな方だった 


だから見えるところ、サークルの隙間から手を伸ばせば届くところに置くことが、逆に(総合的に見れば)静かな状態を保っていられる条件となる。ユキ丸にしてみれば「お預け状態」で不憫でもあるが、ともかくこの待遇で、彼は発情期の間でも、概ね静かにしていてくれるわけだ。


しかし、力なく横たわっているかと思えば、突然、小ユキの敷いているタオルを前足で引き寄せてみたり、自らのタオルを小ユキの側に押し込んでみたり、挙句の果てにはサークル越しに、小ユキの尻尾を噛んで引き寄せようとするなどの悪さもするので、怒った小ユキとサークルの境界越しに2頭で立ち上がり、ガウガウとやり合うようなことが起こる場合もある。



http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=2988137

(2010/9/5の室内動画:この日はまだ穏やかな方だった◆


サークルの高さは120cmを確保してあり、助走なければ飛び越せない高さだから、ほぼ安全なものだが、立ち上がった状態で、互いに相手のサークルに頭を突っ込む動作ができる点だけはどうしようもない。


サークル間にスレートを挟むことを考えたときもあったが、諸般の事情で断念した。構造上の問題もあったが、触れ合いが必要との判断もそこにあった。ともかくこのサークルは天蓋もなく、すべて頑丈な鉄パイプで出来ているから、他所で聞くような「カゴ抜け」は難しいだろう(笑)。


クライマックスの数日間だけは、こうして閉じ込められているから、彼らは終始憮然としている。ユキ丸だけではなく、それは小ユキも同じだろう。総じてユキ丸よりも大人しくしているものの、日よっては、わざと自らの尻をユキ丸の側に向けて挑発するようなこともあって、そうなるとユキ丸が鳴き、しばらくの間はまた騒然となる。



http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=2988138

(2010/9/5の室内動画:これから散歩に出掛ける小雪丸)




http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=2988131

(2010/9/5の室内動画:散歩から戻った直後の小雪丸)


やがて1日に2回の散歩のときだけは、扉を開けて同時に2頭を室内に出す。そのまま散歩に出かける勝手口まで、直行させることもできるが、やはり不憫なので、わざと短時間だけは手を出さず、どうするかを見守るようにもしている。


結果はわかりきったことであるが、何をおいても互いにくっつこうとする(笑)。ただしユキ丸が毎回、最初だけは様子を見ながら控えめなのに対し、小ユキは全く逆だ。いきなりユキ丸の尻に頭をつけ(その結果自分の尻はユキ丸の頭につく)積極的に挑発のダンスを踊る。


この時期、2頭が接近するときは、必ず互いの尻と頭が逆になるような形でのアプローチをとる。判で押したように必ずその形となるのだ。そして、この状態から必ず、互いの尻を嗅いで次の動作に移る(もはや確認など不要と思うが、そうでもないようだ)。




(ヒートなどお構いなしに9月になっても酷暑は続きヘロヘロ)


ユキ丸はそれでも、最初は遠慮勝ちに、まず小ユキの真横から両手を背中にかけて、次のマウントへの予備行動をとることが多い。意外と室内ではいきなり背後には回らないのである。こんなときでも、一応の手順を踏んでいるユキ丸は、なかなかの紳士だ(笑)。


ところが小ユキは全く逆で、そうしたユキ丸を激しく攻め立てる。つまり小ユキは、最初からいきなりユキ丸の背後に、回り込み、こともあろうに逆マウントを仕掛けるのだ。こうした動きは、クルクルとコマネズミのように素早く繰り返される。まるで早回しの映画を見ているような感じだ。


そうしながら「キャンキャン」とユキ丸が騒ぎ、「ガウガウ」と小ユキが応ずるパターンが展開されることになる。時期が時期だけに、1分以内には私が勝手口に追いたて、散歩に連れ出すことになる。


散歩の様子は先日も書いたとおりだ。この場面ではユキ丸のマウント動作が、まったく遠慮会釈もないものとなる。ときに地面に這い蹲り、前進を拒絶するようなこともあって、また歩けばもつれ合い、止まればキャンキャンと騒ぎ、まことに激しい。とても散歩などと呼べるような代物ではない(笑)。


屋外でも室内でも、同じことだが、キャンキャンと甲高く鳴いて収まらないときは、伏せの姿勢をとらせると(または抱えあげることでも)よい。強く鳴きわめくためには、しっかりと地面を踏み締めて立つことが必要なのだ。どうしても鳴きやまないときは、試してみるとよい。少なくとも音量は下がるはずだ(笑)。


ともかく、こうして戻って来る頃には、興奮も極限に達しているので、身体を拭くのも一苦労だ。まず先に小ユキを素早く拭き、室内に追い出してからユキ丸を拭く。そして先に小ユキが室内に消えると、彼はよけいに騒ぎ立てるから、なお素早く拭かなくてはならない。


散歩の終了時点では、行きと違って、サークルに直行してもらう。このときの興奮状態は出るときとは比べ物にならないので、もはや私にも見守るだけのゆとりはない(笑)。
サークルに入れて、水を少しだけ飲ませた後は、いったん水飲みを取り上げておき、20分ほど経過してから、呼吸が整ったことを確認して再び、水飲みをサークルに戻すようにしている。


こうして、あとは食餌までの休憩。そして食餌の前だけは、一瞬だけ室内に出す。それはそのままサークルに器を差し入れても、意気消沈していて食べようとしないからだ。それがいったん室内に出て、一瞬でも暴れると高揚感が高まるのか、なんとか食餌にも口をつけるようになる。誠にコントロール次第であり、駆け引きも難しい。。。




(ヒートアップ中は小ユキもユキ丸の匂いが気になるようだ)



ともかく過去の経験どおりなら、小雪丸ヒートのクライマックスは正味6日間続くことがわかっている。計算どおりなら、9/9木曜の夕方頃の散歩で、やや弱まったと感じさせる変化があり、翌金曜日の朝からは、ぱったりとマウントが止まるだろう。


計算誤差は+−半日ぐらいだから、早ければ木曜の夕方、遅くとも金曜の夕方が終了の目安だ。ただし今回だけは、「中断後の再開」という初めてのケースでもあることから、結果を見ないことには予想できない部分もある。


クライマックスへの突入は、いつも比較的穏やかに進行するが、一方の出口となる抜出しは、普通わずか半日である。突然、糸が切れたように興奮が収まるのが特徴でもある。そしてその直後から、数日ほどは、ユキ丸が「魂の抜け殻状態」となる。無気力で元気も食欲も落ち、痛々しい。一方の小ユキは、そうなってもまだ、ユキ丸を挑発したりする動作を止めないので、それがよけいに(ユキ丸に対して)追い討ちをかける結果となる。
少なくとも、こうしたクライマックス以降の2週間ほどで、ユキ丸は痩せる。体重を計れば、一時的にではあるが1kgは減っていることがわかる。


こうして、次は2ヵ月後の小ユキの「擬妊娠(偽妊娠)」へと進んでゆく。自然のままの命の営みは、再び9ヶ月ごとに繰り返されて行く。その度に新しい驚きや感動を携えながら。去勢避妊をしてしまった2頭では、おそらく、良くも悪くも、こうした変化には出会わないだろう。それをどう思うかは個人個人の判断によるところだ。

 



小雪丸稿 | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0)
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