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ドーベルマン馬鹿(ドーベルマン・デカに非ず)



(2012.01.08 今朝の城北公園 


今回はあえて逆説的なタイトルを選んだ。真意は全く逆の方向にある。三連休の中日となる今朝も、早朝散歩は城北公園に出掛けた。昨日は練馬鑑別所側の入り口から公園を周ったので、今朝は「置き石広場」と勝手に名付けている入り口から入った。


30m四方ほどの広場を突っ切って奥に進んで行く。その時広場の片隅には、ドーベルマンを連れた40前後の男が自転車で乗り入れ、ちょうどリードを放して「待て」の姿勢をさせたところだった。


そのあとの想像は大方察しがついたが、距離も反対側でかなり離れていたので、私も無視をしたまま次の広場へと移った。その後は、ほぼ前日と同じコースを周り、およそ小1時間ほどで再び出口となる同じ広場まで戻ってきた。




(2012.01.08 今朝の城北公園◆


私は普通、この広場の「置き石」の上で小雪丸を休憩させ、それから帰路につくことにしている。戻ってみると先刻の男とドーベルマンはまだその広場に居座っていた。そして周回してきたわけであるから、今度は比較的近傍を通過することになる。


広場を斜めに横切りながら、それとなく見ていると男は(この男を目撃するのは決して初めてではない)ドーベルマンに待ての姿勢をとらせ、離れたところまで歩き、そして呼び寄せ、さらに側体で歩く練習などをしている。




(2012.01.08 今朝の城北公園)


小ユキが少し威嚇の唸りをあげ、その矛先をユキ丸に向け、2頭がもつれ合うようにして芝生を走り回るような状況を、生ずるキッカケとなったことは迷惑だったが、もともと私はこの障害物のない広場で2頭を、こうしてリード操作の及ぶ範囲で自らも動きながら遊ばせることはあるので、したいようにさせておいた。


それでも適当なところで制して、いつも通りの置き石で休憩しようと歩き始めたとき、その男は今度は自転車のカゴからフリスビーを取り出して投げ始めた。それを見てまた小ユキが興奮する。




(2012.01.08 今朝の城北公園ぁ


私の最近の判断基準(ノーリードを注意する基準)は、以前よりも相当「やわらかく」なって…大声を出さなければならないほど遠距離や、遠慮がちに隅で放し、他犬への明らかな配慮を見せている者に対しては(キリがないから)極力無視するようにしている。


だからといって、いかなる場合においても「ノーリードを放任」しているわけではない。戒めるときには叱責するし、面罵もする。今回の場合は充分声も届く範囲で、しかも相手はフリスビーを投げて犬を走らせた。それが私の許容限度を超えることになる。


しかももう一つの付帯条件…「うちの犬が、相手の犬の動きに反応して迷惑する」という条件も満たしていた。そこまで来れば黙って通り過ぎるわけにも行かない。早朝から不快な思いはしたくなかったが、あえてその馬鹿者に一言もなく通過するわけには行かないと思った。



(2012.01.01 元旦の城北公園 


そして男の反応は予想通り「逆切れ」だった。以下はそのときの会話(テキストに落とすとやや穏やかな表現になるが現実の口調は共にもっときたない)(笑)…


私「あの大きな看板(放し犬禁止)が見えないのか」
男「訓練をしているんだよ」
私「自分勝手なルールを作るな。禁止は禁止だろう」
(中略)
男「自分の犬に引っ張りまわされやがって」
(小雪丸が芝生で絡みあった状況を指しているものらしい)
私「これが猟犬の育て方だ。洋犬の飼育書を鵜呑みにしている馬鹿者が、こざかしいことを言うな」
男「猟なんかしていないだろう。それが猟犬だなんて信じられんね」
(前半は正しいが、この男、紀州という犬種すら知らぬらしい)
私「あのデカイ禁止の看板は、こちらの税金で払っているのだ」
(男、せせら笑う)
私「目的は何でも、お前たちのせいで、そのうち都立公園は全面犬禁止になる。その責任は誰がとるのだ」
男「お前は何でもルールは必ず守るのかよ」
(むろん私は「守っているよ」と答えておいた。厳密にどうかはさておき…笑)




(2012.01.01 元旦の城北公園◆


ま、このようにして不毛かつ口汚い罵り合いがしばし続いたと思っていただきたい。
いずれにせよ、この男…逆切れとは言っても、罵りながらドーベルマンにリードをつけて自転車で広場を立ち去っていった。それでも道の向こう側に着いてもなお口汚く言い返し、最後には「ばぁーか!」との捨て台詞を吐いて走り去った。その背中に私も「この餓鬼!」と罵倒しておいたが、成り行き上、これも致し方あるまい。


いずれにしても歳のころ30〜40ぐらいのいい大人である。私から見れば餓鬼なのだが、それでも「ばぁーか!」はないだろうよ。知能程度を疑う。つくづく犬を飼うにも知能検査をして許可制にすべきだと改めて思った。(その検査に私自身が落ちたら笑うが)




(2012.01.01 元旦の駐車場で私設ドッグラン)


こうした即興的なやり取りの中では、いつも後に振り返ると「ああ言ってやればよかった」「こう指摘すべきだった」…の言い足りなさと欲求不満が残る。相手のペースに乗っては駄目で、本当は私こそ冷静に理路整然と「なぜ例外はないのか」を説くべきなのだろう。しかし馬鹿につける薬もないことだけは確かだ。


ひとつだけ言えることは、今回の男も「自分だけのルール」を作り、自分だけは例外だと本気で思っている。放し犬でよくある言い訳「うちの犬はおとなしい」と同じ輩だ。自称、訓練とやらは自分と犬にとっては必要なものであり、訓練してあるから他人に迷惑もかけない…というのが正当化の理由らしい。この男が私の言った言葉の1割でも正しく理解してくれることを望むが…ま、無理だろうな。




(2011.12.31 大晦日の早朝散歩スナップ 


できればこのブログに行き当たって、落ち着いて過去ログの全てを読んでほしいものだ。私が例外なく都内でのノーリードはダメだという論証はすでにしてある。ここで改めでクドクドと書き起こすほど暇ではないのが心底残念だ。


ただひとつ付け加えておくなら、普段はこの男も面と向かって注意されることは少ないはずだ。だがすでに「ドーベルマンを放す」という行為だけで、恐がっている散歩者も多い。特に小型の愛玩犬を連れた方々は、そう思っても注意が出来ないだろう。私が躊躇いなく注意することが可能な理由の一つは、万一、連れている犬が相手の犬と抗っても大丈夫だと言う確信があるから…
(たぶん小ユキなら、いまでもドーベルマンの後足ぐらいは噛み砕くだろう…穏やかならぬ話ですまぬ)




(2011.12.31 大晦日の早朝散歩スナップ◆


昨年のことだが、たまたま遅めの休日の朝、城北公園を散歩中に調査手帳を持った、東京都職員に話しかけられたことがある。大型犬に愛玩犬が噛み殺された事件などがあったからだと思う。そのとき職員がハッキリと言っていた。「この広場でシェパードやドーベルマンを放している人がいると言うのですが、ご存じですか?」私はむろん答えて言っておいた。「ええいるはずですよ。現場を確認したければ是非早朝に足を運んでください」…「この広場だけではありません。そこら中で放し放題ですよ」…だがしかし都職員が勤務時間外に公園を査察するなんて、まずあり得ないことだな。そのときも私はそう思った。

いずれにせよ、このとき話題に上がったドーベルマンが今朝の男の犬だ。この男は以前から広場の場所を変更しながら、この同じ行為を続けている。私の城北公園歴は間もなく10年になるのだ。その間のおよその犬なら知っている。(ただし早朝散歩という限られた枠内においてのみだが)


こうして今朝の散歩も、最後に口汚く罵って、またも後味の悪いものとなった。まぁ良い…連休はまだ残り1日がある。明日は気持ち良く散歩できることを期待するしかないであろうな。少なくとも私の面罵は正論であるのだから、それを後悔するような代物ではない。あの馬鹿者が次回、我々を見たときにどうするかが見ものだ。




(2012.01.08 駐車場で小ユキ穴掘り…吠えるユキ丸)


追記:今回の記事にはここ1週間の撮影分を「まとめて掲載」した。今朝の写真だけでは枚数が少なく、それを補うつもりで大晦日と元旦の撮影分も後半に加えた。記事の内容は全て「ノーリード問題」なのであるから、写真の内容と本文とは、どうせ今回も一致しない。それならば、どの写真をどこに配置しても同じだと考えたからだ。写真の説明は特にしていないが、撮影の日付と場所だけは明記してある。手抜きかもしれない…ゴメンナサイ(笑)

 



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