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ユキ丸に出来た腫瘍のこと



(2012.09.29 気付けば公園の木々も色づいている)


久しぶりとなる9月唯一の投稿は、実はあまり嬉しい話ではない。月半ば、ユキ丸の大腿部に「しこり」を発見し、それが組織検査の結果、悪性の「肥満細胞腫」が疑わしいと診断されたためだ。その検査結果を昨夜きいた。手術は週明け10月1日の月曜日を予定している。(ただ折しも、予報では台風17号が関東上空にあるかもしれない朝…天候によっては順延もやむなし)

そして事態が事態だけに、あまりくどくどと改めて書くだけの元気も出ない。だから以下に、これまでの経緯をTwitterなどから引用するにとどめる。(ただし記載内容は原文を若干修正した箇所もある)


▼9月12日

深夜に気になること。昼間、ユキ丸をなでていたら、左後足(人間の太ももに当たる部分)に、コブともシコリとも言えるような3センチほどの膨らみを発見した。毎日朝晩拭いているのに気がつかなかったのは、タオル生地を通していたからだろう。何かにぶつけて出来たコブなら良いが、そうでないなら心配だ。

ともかく、しばらく触りながら様子を見て、腫れが引かないようなら、病院に行く。また心配ごとが増えてしまった。彼は粗忽で、よくジャンプに失敗して身体をぶつけることがある。その結果ならまだよいのだが…痛みはないようなので、どう判断すべきか。筋腫のようなものでなければ良いが。




(2012.09.29 今朝の城北公園・置き石広場にて)
(このときの動画: http://twitvideo.jp/07tdz


▼9月17日

先日、ユキ丸の左足にコブのような「しこり」を見つけたと書いたのだが…ともかく、今日も点検して…殆どサイズは変化しておらず、調べた限りでは「脂肪腫」っぽいが、一度検査が必要だなぁ。

人間もそうだが、犬だって年齢とともに、いろんな病気症状が出るものだなぁ…と思う。打撲によるコブのようなものかと(ユキ丸は実際よくジャンプに失敗などして手足をぶつける)最初は考えたが、数日後もサイズに変化はないようなので、それは違うようだ。腫瘍だとすると良性悪性の検査が必要になる。




(2012.09.28 写真丸印が腫瘍の出来た患部)


悪性腫瘍と良性腫瘍の見分け方として、触診の目安にこうある「つまんで動かせるようなら良性、固く根を張って動かせないなら悪性」あくまで目安だから何とも言えないが、その範囲であれば、ユキ丸のコブは動かせる。仮に良性としても、このまま放置して良いものかはまた疑問。いずれにせよ通院がいる。

緊急を要するものではないが、どこかで一度、連れて行かなくてはならない。設備の整った病院に行くには会社を休むか、それとも、いったん地元の獣医に見せるか、うーむ…悩む。


▼9月18日

ユキ丸の「しこり」の組織検査を依頼することにした。主治医の都合で週末になる。実は次の小ユキのヒートが間もなく始まる予感もあり、あまり先送りしたくない理由もある。誠に難しく、かと言って正確な予測は不可能で、こればかりは運まかせだ。私にとっては日中問題などよりも、こちらが最大の気掛かり。

最悪のケースでユキ丸の手術と、小ユキのヒートが重なったときは、いかに隔離すれば良いのだろう?たぶん、こうした局面に遭遇した飼い主は(プロを除けば)殆どいないだろう。去勢避妊をしていない雌雄を室内同居で飼育することの難しさ。そして何より、この2頭は10年間、片時も離れたことがない。


▼9月19日

ユキ丸の左足の腫れものが昨日一日で少し大きくなった。留守中に家人が触り過ぎたのではないだろうか?ここ数日はさほど変化がなかっただけに意外でもある。ユキ丸は3.11の震災直後も耳血腫で左耳が腫れ、血を抜いている。それを思い出し、内出血の可能性も捨て難いと思った。いずれにせよ検査は次の日曜日となる。


▼9月23日

アニホス(動物病院)なう。9時の開院待ち。相か変わらずの雨にて車中で待機中。あと少しだから良い子で待っていようね。




(2012.09.23 車中で開院時刻を待つ…手前ユキ丸)


病院から戻って、食事を済ませた。ユキ丸の細胞組織検査はアウトソーシングで時間がかかる。一週間ぐらいだと言われた。いろんな可能性が考えられるが、疲れたので今はツイートも省略する。あとは小ユキとともに血液検査もした。そちらの結果は明日の夜までには出るので電話で聞く。まだ雨は止まない。(血液検査の結果については、翌日、共に「異常値はなかった」ことを電話で確認できて、まずはホッとしたのだったが…)


▼9月28日

ずっと気になってる愛犬ユキ丸のシコリの細胞組織検査…1週間は長いな。まだ5日目だけれど電話してみようか。向こうから電話をくれることにはなってるんだが…そのことを考え始めると、日本も世界も、どーでもいい気持ちになる。

先ほど22時少し前に電話があった。去る日曜日に出したユキ丸の組織検査の結果だった。やはり肥満細胞腫の可能性濃厚と言われた。良性の脂肪腫との結果を期待していたのにショックだ。早い方が良いと言うので、週明け月曜日に手術をすることになった。(肺などへの)転移がないかのレントゲンも撮る。入院になると言う。




(2012.09.28 ユキ丸は何も知らずに寝ている)


問題は足に出来た腫瘍なので、皮下脂肪の多いところに比べて深くえぐれないと言う(筋肉を傷つけるから)…転移などを考えるとまた再発のリスクもある。場合によっては抗がん剤の投与もあるのだと言う。もう10歳半なのであまり負荷をかけたくはない。むろん麻酔のリスクも気になる。初めての経験だから心配だ。

ともかく月曜日は会社を休むことにした。場合によっては翌日も休む。入院は最短でも1日、手術結果により長ければ数日と言われた。周囲でもそんなに長い入院をした犬を知らない。余計に不安になる。何よりユキ丸は小ユキと片時も引き離したことがない。両方への影響も心配になる。電話の様子が多少わかったのか元気がない。(むしろ私の様子から敏感に察知するのだろう)




(2012.09.28 小ユキも何も知らずに寝ている)


ときどき彼らは想像以上に、私たちの会話を理解しているのではないかと、そう思うこともある。獣医師との電話が終わったあと、なぜかユキ丸の元気がいつもよりない。心配するなよ。いつも傍についているから。

ユキ丸が入院すれば、小ユキだってその間ひとりになる。たぶん初めてのことになるから何かを感じるだろう。小ユキはユキ丸以上に繊細だから、それも心配だ。しかも次のヒートが目前ときている。

ユキ丸、頑張るのだぞ。ずっとついているから。(あまりない例だと医師から言われたが)当日は事前の点滴から、術後の無事な顔を見るまで、ずっと病院で待機していたいと思う。小ユキ、おまえも一緒に付き合うかい。




(2012.09.28 いったん起きてしまった小ユキ)


記事を書きながら今夜は、ユキ丸と小ユキを2枚ずつ撮った。残る3枚も掲載しておく。(これが今回掲載した4枚の写真で行間に分散した)この子たちが末永く、揃って元気でいてくれますように! そう祈らずにはいられない。大丈夫!我が家には、守護神=先代紀州のユキもいる。きっと守ってくれるはずだと信じてる。

追記:しかし手術予定日の10月1日の朝は、予報では台風17号がちょうど関東上空に来ている時刻だ。これも非常に困ったことになるなぁ…その場合には順延とすることも考えておかねば。台風の進路がこれほど気になることも珍しい。


▼9月29日

いつも通りの平穏な週末の朝。組織検査の結果は、せめて今夜ききたかったな。そうすれば今日1日だけは、もっと心穏やかに過ごせた。人生はいろいろなことがある。これしきのことでオタオタするようでは、私もまだ青いな…と思う。気持ちが小雪丸に伝染せぬよう努めて元気に過ごそう。犬は敏感なのだ。

明後日の手術さえなければ、いつもと何ら変わらぬ小雪丸と週末の城北公園を歩く。ともに引きも強く、とても元気で申し分ない。少し涼しくなったこともあるからだろう。来週はまだ無理かもしれないが、また再来週の週末にはこの公園を2頭揃って散歩しような。




(2012.09.29 散歩コース半ばの雑木林で休む)


雑木林でふと耳を澄ますと、「秋の実」が微かな音をたてて落ちる。いつかこの日の静けさを思い出すことがあっても、その時はきっと別の思いに囚われていることだろう。


▼参考:肥満細胞腫:あなたの愛犬にもどうぞ注意してあげてほしい。
 http://www.p-well.com/health/clinic/dog/dog-himansaibou.html

 



小雪丸稿 | 13:01 | comments(0) | trackbacks(0)
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