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3月を振り返りながら



(2013.03.23 城北公園満開の桜)


3月は諸般の事情で(ひとえに怠慢ゆえに)一度も更新がなかった。桜も散り始め、そして4月の声を聞くまでになってしまったが、ともかく、この1ヶ月を振り返っておきたいと思う。むろん実はいろいろなことがあった。その各々を記事に落とすべきだったが、その手間暇を考えると、最近はどうしても後手に回ってしまう。それというのも、TwitterやFacebookでは、短いテキストと共に写真も添えて日々投稿しているために、ついその安易さに甘んじてしまう。




(2013.03.03 早朝散歩にて)



(2013.03.08 早朝散歩にて)


リアルタイム性という視点からも、負荷なく更新できてしまうメリットがある。それが一番の理由かもしれない。そして人間は複数の選択肢があるときは、どうしても手軽な方に偏る。少なくとも私はそういう指向性が強い。ということで、お詫び方々、3月まとめの記事を投稿しておくことにしたい。以下には時系列順に主立った出来事を記す。




(2013.03.01 開院を待ちながらの散歩)


3月1日 小ユキ乳腺炎・ユキ丸検査異常なし
2月末日の夜、小ユキの乳腺が突然腫れてシコリになっているのを発見した。夜の散歩を終えた直後だった。聞けば昼間も元気がなく丸くなって寝ていたとのこと。その異常を乳腺炎と結びつけるのは難しいことではなかった。ともかく翌朝は会社を休み、動物病院に急遽連れて行くことに。




(2013.03.01 アニホスの待合室にて 



(2013.03.01 アニホスの待合室にて◆


結論を言えば、やはり乳腺炎との診断で(組織検査もした)当面、投薬で様子を見ることに決めて、消炎剤と抗生物質を処方してもらう。ついでにユキ丸の定期検査も(1週間早いが)同時に済ませてしまうことにした。その検査結果は今回も良好で、こちらはホッとする結果に。




(2013.03.03 ひとり1階のユキ丸)



(2013.03.03 ひとり2階の小ユキ)


3月5日 ユキ丸11歳誕生日・小ユキの乳腺炎治まる
先月の2月1日が誕生日だった小ユキに続き、ひと月遅れのユキ丸は、この日が誕生日である。これで揃って11歳の齢を数えることとなった。早いものだと万感の思いがある。このところ病院通いが共に続いていることもあって、今年はことさらそうした思いが強い。共にいつまでも元気でと思わずにはいられない。ユキ丸が生まれたばかりのときの写真を添付しておく。




(2002.03.30頃 ユキ丸の生家で)


小ユキの乳腺の腫れは投薬の効果あってか、ほぼ治まっている。さらなる通院は不要だろう。主治医とも電話でそのことを確認した。今後は(免疫力も低下しているようなので)再発の恐れがないかを注意していく。




(2013.03.09 城北公園桜はまだ 



(2013.03.09 城北公園桜はまだ◆


3月9日 小ユキの偽妊娠ほぼ抜け出す
この日は晴天で城北公園まで散歩に行く。桜の蕾もあと少しだ。小ユキについて言えば、乳腺炎による通院後、投薬の終わり頃から、どうやら母乳の出も止まったようで、この様子から「偽妊娠の抜け出し」も確信するに至った。毎回のことで、終了予測時期ともほぼ一致している。概ね2ヶ月間、母乳が出続けていたことになるが、それも従来どおりの期間と言える。




(2013.03.16 城北公園けやき広場で 


ただし今回の症状は多少、これまでの例よりも重かった。年齢とともにこうした症状も変化するのだろうか。ただし犬の場合は人間の女性とは明らかに異なる遷移状況を示している。このまま進むと、例えば閉経との関係は、果たしてどうなるのだろうか。それが疑問だ。少なくとも今の小ユキに、そうした兆候はなく、むしろ年々、偽妊娠の症状は活発になって来ている。




(2013.03.16 城北公園けやき広場で◆


3月10日 ユキ丸の食欲やや回復する
偶然か必然か?…小ユキの偽妊娠終了と前後して、少しずつユキ丸の食欲不振が改善されてきた。まだ本調子ではないものの、自力で完食する日も出てきたのは喜ばしい。これも約2ヶ月ぶりのことなのである。




(2013.03.16 城北公園けやき広場で)

 

私はこの同期(小ユキの偽妊娠とユキ丸の食欲不振の相互関係)について、ある仮説を3月8日にTweetしている。その部分を以下に引用しておく。勝手な見解だが理屈は通っているようにも思える。


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ユキ丸は今朝、久しぶりにほぼ自力でごはんを食べた。自力でという意味は説明しにくいが、つまり定位置で器から普通に食べた、という意味である(笑)一方の小ユキは偽妊娠から抜け出しそうで、それに伴い食欲の低下が見られる。母乳の生産がなくなれば、カロリーも余計に必要としないから、そのことも理屈に合う。
posted at 07:38:57
あくまで仮説だが、もしこのままユキ丸の食欲が回復したなら、今回の食欲不振との因果関係が、小ユキの偽妊娠の開始から終了までの2ヶ月間と、ほぼ同期していたと見ることが可能だ。これまでもその可能性を考えたこともあったが、それ以外にもストレスや手術後という要因も棄てがたく悩み続けてきた。
posted at 07:47:32




(2013.03.16 城北公園置き石広場で 


それでも、今回のような極端な出来事は、過去10年間を通してなかったわけであるから、なぜ今更にして?との疑問は残る。あえて挙げるならば、小ユキの偽妊娠は年々、本格化してきており、今回は特にひどかった、ということがある。つまり子犬さえいれば、完全にそれを育てられる状態に近いものだ。
posted at 07:53:49
より本格化した偽妊娠の小ユキと、手術後で心因性のストレスも受けやすい心理状態、つまり普段より鋭敏なユキ丸。それが狭い閉鎖空間で同居するとき、自然界における「夫婦狼」なら、どのような状況が生まれるのだろう。今回のユキ丸の極度な食欲不振を説明できる理由があるだろうか?と推理してみた。
posted at 08:01:44




(2013.03.16 城北公園置き石広場で◆


自然界の狼や野犬であり、それが夫婦としてペアを成すものであれば、母犬が母乳や吐き戻しにより、子犬を育てているとき、父犬はどのような行動をとるだろうか?少なくとも巣穴に獲物を運び、母犬に与える。そのためには自分に食欲があってはならないだろう。おそらく自分は母犬の残りを食す程度だと。
posted at 08:15:35
私はむろん動物学者ではないから、細かいことなどはわからない。ただ常識的に考えて、育児中の母犬をサポートする父犬の役割を考えてみただけだ。そしてユキ丸もまた(食欲がないから)先に食べ終えた小ユキが、ちょっとでもプレッシャーをかけただけで、いとも簡単に放棄し、それを譲ってしまう。
posted at 08:21:14




(2013.03.16 城北公園置き石広場で)


器に盛られた食料は、ユキ丸にとって、小ユキが食べて余ったものがあれば…程度の関心事だったかもしれない。彼の極度の食欲不振を「父犬の役割」として考えたことは、さすがに私もいままでなかった。それでももし、このままユキ丸の食欲が復活したなら、私自身は自らの仮説にかなりの自信をもつ(笑)
posted at 08:27:39
おそらく我が家のような飼育形態は、あらゆる条件を考慮した場合、殆ど前例もないのだ。未去勢未避妊の2頭を10年以上あるがままに飼う、という前提において。自然の理に反することと言えば、自分で獲物をとれないこと、勝手に繁殖すること(笑)ぐらいだが、これは都市生活にあってはやむを得ない。
posted at 08:47:56
ツイートで流すには限界もあるが、私はおそらく犬という存在のもつ、まだ誰も発表したことのない仮説について、詳細な論文が書ける。会社を辞めて暇になったら、いずれどこかで書いてみたいと思う。まぁ無責任なことは、今はこれぐらいにして。
posted at 08:52:39
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(2013.03.19 早朝散歩で休憩中)


我が家のように雌雄を避妊去勢なく長年同居のまま飼育した事例が、もっと他にも多数あれば、私の仮説を裏付けられるケースが他にもあるかもしれない。ただし、それは極めて稀だろう。あくまで雌雄2頭飼育という固定された夫婦関係…という場合のみにおいてのみであり、それ以外の要因が入っては多分、また別の結果となるだろうから。




(2013.03.20 田柄川の暗渠で休憩中)


3月11日 震災から2年経過した
あの忌まわしい震災から、ちょうど2年が過ぎた。このことに関しても様々な思いがある。それはまた別の機会に譲りたいと思うが、振り返ってみれば小雪丸の健康も、あの震災を境に崩れ始めている。一番最初は2011年3月末頃、突然にユキ丸の耳血腫が始まった。それを皮切りに我が家では、いままで殆ど必要のなかった病院通いが始まる。あの耳血腫やその後のユキ丸の体調不全は何だったのだろう。




(2013.03.20 田柄川緑道を行く 


後に3月14日の朝と晩とに2回も、東京の放射線量が通常値の10倍以上に跳ね上がった時刻があったことを知った。むろん福島原発の2回の爆発による塵が、北東の風によって東京にも運ばれた日のことである。

この事実を私は同年の夏以降に知った。そして今回までの病気とその因果関係を今でも疑っている。小ユキとユキ丸との大きな違いは、ユキ丸は頻繁に、草むらや堆積物を嗅ぐという事実と合わせて考えると説明も可能だ。それ以上のことは言うまい。ただ散歩の時刻と、その2回の放射線量のピークとはほぼ重なっている。特に夕刻時のそれにおいて。




(2013.03.20 田柄川緑道を行く◆


3月20日 春分の日・田柄川緑道を歩く
この日の散歩では、これも1年以上ご無沙汰だった「田柄川緑道」を歩いた。約2時間ほどの大周りの散歩コースである。前回「田柄川緑道」をブログに書いたときの記録は多分、2010年Xマスの朝のことで、それ以外にも数本の投稿記事がある。参考までに過去の主立ったリンクを以下に。


クリスマス朝の田柄川緑道
http://dog.kishu.us/?eid=315
小雪丸・野良猫を狩る
http://dog.kishu.us/?eid=289
7月末日/8月初日の早朝散歩
http://dog.kishu.us/?eid=269
冬枯れの田柄川緑道を行く
http://dog.kishu.us/?eid=153




(2013.03.20 田柄川緑道を行く)


この日は今年、東京にも初めて桜が咲いた休日だった。まだ満開とはいかないものの随所で桜の花が一斉に開いた。およそ7分咲きといったところだろうか。今年も揃って元気で桜の下を歩けることの喜び、それ以外に何が必要かと思うひとときでもある。




(2013.03.20 田柄川緑道を行くぁ


3月23日 満石神井川に沿って歩く・桜満開
週末この土曜日は馴染みの城北公園から、桜満開の石神井川沿いを歩き、満開の桜も沢山写真に収めた。掲載写真の多くはこの日撮影したもの。そして毎年思うのだが、本当に満開の桜と白い紀州犬とのコラボレーションは絵になる。ほかの日本犬が決してダメだという訳ではないが、ことさら親ばかの感性が、この組み合わせに拘るのだろう(笑)




(2013.03.23 城北公園の桜満開 



(2013.03.23 城北公園の桜満開◆



(2013.03.23 城北公園の桜満開)



(2013.03.23 城北公園の桜満開ぁ



(2013.03.23 城北公園の桜満開ァ


3月24日 ユキ丸の定期検査異常なし・桜満開
前回の定期検査から数えて3週間半となる。再度ユキ丸の定期検査の日が来た。そして幸いこの日もエコー他の検査結果に異常はなかった。この日、日曜日の天気はあまり良くなかったが、病院の開院時刻を待ちながら、付近の小公園を散策した。検査結果も良好で言うことは何もない。この何事もない平和な日々が続くことを祈るのみだ。




(2013.03.24 開院前を散歩で過ごす)


3月30日 満開の桜も散り始めた
週末の土曜日も馴染みの城北公園を2時間ほど歩いた。桜も散り始めている。来週末にはおそらく葉桜となることだろう。おそらく今年最後の花見散歩となる。天気はあいにくの曇り空。そして花冷えの一日となった。翌日31日…3月最終日は、さらに雨模様の東京。春らしい週末でなく残念ではあったが、小雪丸の健康な姿だけは今日も眩しい。




(2013.03.30 城北公園まだ満開の桜)


さて、この原稿を書き起こしている今日、4月1日は、昨年10月1日に肥満細胞腫を摘出したユキ丸の、ちょうど「術後半年」に相当する。その区切りの良さからもブログを起こすに意味のある1日だと思った。何よりも術後半年を大過なく過ごし、こうして小雪丸揃って健康で元気に満開の桜の下を歩けることが嬉しい。そして次回の検査は4月21日を予定している。こうした検査の間隔を少しずる延伸しながら、必ず来年の春も満開の桜の下を歩きたい。いや、必ず歩かねばならないのだと。




(2013.03.23 石神井川の桜満開 



(2013.03.23 石神井川の桜満開◆


今年も石神井川に沿った遊歩道には満開の桜が眩しかった。私は毎年この桜道を小雪丸と歩くことを何よりも楽しみにしている。そして小雪丸を繋いで落ち着いて写真を撮れる場所と言えば、やはりどうしても限られてくる。そうして今年もやはり同じ場所でこの写真を撮った。(上の2枚)…そしてこの写真を8年前の写真(下の3枚)と比べてみたくなった。小雪丸3歳のときの写真…




(2005.04.10 石神井川の桜満開 



(2005.04.10 石神井川の桜満開◆



(2005.04.10 石神井川の桜満開)


この橋と欄干…石神井川に伸びる桜の枝振りは8年後の今も少しも変わっていない。そして凛々しい小雪丸の姿も。あえて言うならば、私だけが相応に老けたかもしれない(笑)…さて8年後…小雪丸は共に19歳になっているはずの春。難しいだろうか?けれども決して不可能な数字ではない。たとえ凛々しくなくとも、こうして共に歩けたなら、どれほど嬉しいだろうか。

 



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