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夜明けのつぶやき



(このハート型の雲の写真、3週間前のものだが覚えていますか)


今朝の未明、某所にてあれこれ書いたことを、断片的だがつなげて残しておくことにした。
Twitter⇒(http://twitter.com/kishudog)からブログへの転載。



一度流れてしまったので再掲⇒里親さん募集中。有色紀州犬3頭(♀1♂2)現在月齢3ヶ月、コロコロの元気な仔犬たち。写真はコチラから>http://bit.ly/d0uKY7>胡麻系ですが一部他犬種の血も入っているかも。お暇ならリツイートして下さると嬉しいです。


これも一度流れてしまったので再掲⇒去る4/19に「動物死体遺棄・被害者の会」の公式ブログが開設された。http://fblg.jp/inochi/ 本稼動に至るまでには、まだまだ課題も多そうだが、代表者の方をはじめとして真剣に取組んでいる。明後日4/25には初会合も予定されている。


もう一つこれも再掲「150匹犬猫ボランティア」 RT @yukino1122 私の住む近くで、何年も前から自宅でたくさんのワンやニャンを引き取り世話をしている方がいます。毛布が足りません。ぜひご寄付ください。http://150dcv.yu-yake.com/frame.html



「動物死体遺棄・被害者の会」も「150匹犬猫ボランティア」もそうだが、全国には寄付や支援を必要としている沢山の団体がある。認可されたNPO法人ばかりではなく、本当に地元の善意の有志だけで運営されているものも多い。そうした訴えを見聞きするとき、全てに対応できない現実がもどかしい。


特に犬が絡んでいると素通りもできず、思わず引き込まれてSOSの内容も読む。けれども一方で全てに反応をしていたらキリがないと思う自分がいる。そして殆どの場合は「誰かが対応してくれるだろう」と自らを納得させることになる。そこで感じたはずの怒りや共感は、所詮それだけのものでしかないのか。


行動を起こすかどうかの境界を他の方は、どのように決めているのだろうか?一切アクションしないと決めてしまえば選択肢はない。それができない者だけが瀬戸際で迷う。地元だから、現実に見てしまったから、自分の犬と似ているから、知人が関与しているから。行動に至るには何か直接的な動機が必要だ。


犬よりも人を救えと言う人がいる。世界目線で言えば、それはそのとおりかもしれない。しかし地球の裏側の人を救うには直接的な動機がないことも事実だ(だからといって出来ないと言っているわけではない)。しかし自宅の玄関前に捨て犬がいれば躊躇わずに保護するだろう。


要するに(私の場合は)少なくとも、何か直接的な動機が欲しいわけだ。その訴えがダイレクトに自分まで届く何かが。理不尽なことに怒り憂いながらも、誰かがやってくれるだろうと、手を拱いているだけでは何も変わらない。だから最近は特に思う。「リツイートしただけ」でも何かをしたことにはなると。


先代のユキによく声をかけてくれた中学生がいた。16歳の豆柴を連れており、生まれたときはすでにいたのだと言う。もしこの犬が峠に捨てられ骸になっていたなら、どれほど悲しむだろう。あれから10年、被害者の会の代表となった方も、ちょうど同じ世代だ。訴える言葉が、当時のことを思い出させる。


他人の痛みを知りたいと思ったなら、身近な誰かに置き換えて想像してみるとよい。それだけのことでも、きっと何倍も確かな思いを知ることが出来るはずだ。単なる共感や漠然とした怒りだけでは、なかなか行動を起こす動機に至らない。けれど、身内の誰かの不幸だったらどうか?そう思うことが第一歩だと思う。

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などと、今朝の写真の編集がまだだったこともあって、先に代役の記事を投稿しておくことにした。けれども代役と呼ぶには中身が重い。。。いずれどこかで、しっかりと向き合った記事を書きたい。Twitterの良さは、考えを「まとめ切る前」にでも、小出しにしながらつぶやける点だ。むろん、それが公にされても困らない範囲で(笑)。

今日、土曜日は東京都内も久々の晴天となった。小雪丸を連れて公園散歩の写真も多数残した。その記事は、また後ほど書いておきたい。だが、その前に夕方の散歩がある。




一期一会 | 16:20 | comments(0) | trackbacks(1)
正丸峠被害者の会開催




定刻より、少し遅れて開催された。マスコミも3社ほど来ている。会場定員は250名だが、それ以上の参加者があり、椅子を増やすなどして、対応を図った。

思った以上の関心を喚起した結果と言えるだろう。いま主催者からの経過説明が始まったところだ。現在進行形でのレポートとして登録する。写真は会場の後方より撮影。

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上記の追加更新をしようと、先に主催者側のブログを確認したところ、本日4/18の速報が、すでに登録されている。オフィシャルサイトとしての報告であるから、一番正確だろう。今後の運営や、NHK報道についての記載もある。参照いただきたい。

http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/




一期一会 | 15:32 | comments(0) | trackbacks(0)
正丸峠・大量遺棄事件の犯人逮捕

●正丸峠における大量遺棄事件報道


今回の事件の初ブログ記事がネットに流れて、今日でちょうど8日目となる朝、初めて全国ネットでTV放映があり、その後の展開は昼過ぎから急転直下、坂道をころげるように容疑者の事情聴取〜犯人逮捕〜実名報道に至った。わずか数時間の出来事であり、マスコミが動いてから見ても、およそ48時間、ある意味では、あっけない幕切れとも言える。けれども今日に至る背景には長期間(2月の中旬から)今回の解決に向けて尽力された方々のいたことを忘れないようにしたいと思う。




(遺棄されたキャバリアの頭を飾っていたリボン)

以下に、今日一日のkishudogのツイートを時系列に並べた。むろんこれはTwitterに流れたごく一部の情報にすぎない。この何百倍ものツイート、リツイートがオンライン上には流れていた。事件発覚から今日まで、沢山の方が今回の事件をリレーしてくれた。多数のブログ紹介も含め、その人々の思いが大きな鼓動となって、事件も真相究明に向かったのだと思う。第一発信者に代わって私からも感謝を。。。




(遺棄されたシェルティーに添えられていた金の折鶴)


〜〜本日午前9時頃のツイートから〜〜


正丸峠事件、今朝の「朝ズバ」TBSや「とくダネ!」フジテレビでも、放映されていたようだ。私は見ていないが報告だけしておく。これで事件は全国ネットに流れた。ブログ初掲載から、ちょうど8日目の朝。


正丸峠、死体遺棄事件、犯人逮捕との速報。ただし、まだ公式発表ではない。早ければ夕方のニュースには間に合う。


訂正、正丸峠、死体遺棄事件、犯人逮捕ではなく、容疑者取り調べ中とのこと。前ツイートは、いったん忘却をお願いする。ま、似たようなものかもしれない(笑)


正丸峠事件>埼玉県内ペット葬儀業者を検挙。容疑段階ゆえ実名は伏せる。広告に以下の文面>お引取りから納骨・霊園までお任せ。まごころで奉仕。火葬炉完備、合同、個別、立合火葬、火葬料5000円から。つつがない旅路のお手伝い。出張エリアは埼玉県全域。東京都は要相談。年中無休24時間受付。


正丸峠事件>すでにマスコミが容疑者周辺地域、動物病院などの取材に動き出した。ここで実名を伏せても、すでに誰かが漏らしたかもしれない。一両日中にまた新たな報道もなされるだろう。具体的な速報はしたいが、ここはあえて我慢。一定の距離を保ちながら慎重に動向を見守りたいと思う。


正丸峠事件こちらも>47NEWS配信>埼玉県警は7日、廃棄物処理法違反の疑いで、同県内の70代のペット葬儀業者の男から事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。>http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040701000401.html


正丸峠、大量死体遺棄事件の犯人逮捕、実名報道もされはじめた。>YOMIURI ONLINE(14時36分 読売新聞)>http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100407-OYT1T00809.htm


〜〜本日午後4時頃のツイートまで〜〜


そして以下の報道である(先頭のみ引用)


ペット死体不法投棄容疑、業者の元町議を逮捕
埼玉県飯能市の山林に犬など約100匹の死体が捨てられていた事件で、県警は7日、埼玉県三芳町藤久保、ペット葬儀業阿部忍容疑者(71)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
ペットブームを背景に葬儀業者が急増する中、悪質業者による「不適切な死体処理」の横行が指摘されてきたが、刑事事件に発展するのは初めて。法規制やルール作りを求める声が高まりそうだ。以下略(2010年4月7日14時36分  読売新聞)



こうして犯人が逮捕されても、まだ今回の業者と癒着した、ペット葬儀に関わる何らかの裏事情がある。正丸峠だけが特異な存在ではあるまい。加えてペット葬儀に関わる事業の認可制度の整備確立にも目を向けなくてはならないだろう。

今回、遺棄され回収された95の遺体は、来る4月9日に埼玉県内某所で荼毘にふされる。新たな訴追は、そこから本当に始まるのかもしれない。一人の犯人の逮捕劇に終わらず、今後の見通しについても、明るい日差しの見える展開が切に待たれる。

 



一期一会 | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0)
正丸峠事件>Twitterのすごさ




驚いた!正丸峠の犬猫の死体遺棄、いま「正丸峠」で検索したら、僅か48時間で数えきれない方々がリツイートしてくれている。5ページまでは確認したがそれだけでも100人。まだまだ続いていそうだったが未確認のままだ。連鎖的に広がるTwitterの力を痛感した。みなさん、本当にありがとう!!

ほんの2〜3人が、リツイート(引用)でつぶやくだけで、それをコピーしてくれる人がいると、それがネズミ算的に拡大していく連鎖効果だ。Twitterという新しいメディアのすごさを、痛感した。この連鎖が続けば、マスコミを動かすことだってできるはず。予想以上の効果に、ただ驚いている。1週間これを続ければ、いったい何人の方の目に、今回の事件がとまるのだろう。

リツイートしてくださった方々に、ただただ感謝しています。ありがとう!

参考:私のTwitter>http://twitter.com/kishudog

 

 


一期一会 | 06:05 | comments(1) | trackbacks(0)
流れる雲の形に思う




会社を出て夕暮れの空を見上げると。どうしたことだろう!きれいなハート型をくり抜いたような雲が出ている。

思わず携帯を空に向けてシャッターを押したが、読み取ってもらえるだろうか(笑)

拡大すれば良さそうだが、今は電車の中なので、それも面倒だ。

きれいなハート型を、ほんの1分ほどだけ維持しながら、やがて雲の形は、折からの強風に吹かれて、はかなく消えていった。

あの雲に、もしも命というものが宿っていたとするなら、きっと地上の私たちの姿は、身じろぎもせずに、じっと佇んでいるように見えたに違いない。まるで永遠の命を与えられたかのように。

一方で私たちは、自らの命が、どれほど短く、はかないものであるかを知っている。

だがしかし、意識下の時間に、本当はスケールなどない。心からそう信ずることで、体内時計の針は歩みを緩めることだってある。

誰でも理屈はわからなくとも、そうした経験はしたことがあるに違いない。

一説には右脳が衰えて、左脳主導の状態にあると、体内時計の針は速く進むのだという。

美しい景色に目を止めて、時間のたつのを忘れる。それを後に振り返れば一瞬であっても、その支配下にある間だけは、永遠の時間を手にしている。

おそらく右脳だけの支配下というものがあれば、そうした境地に辿り着けるものか?それが瞑想?

一瞬の雲の形に、逆に永遠の存在を感じた春の夕暮れ(笑)

東京は今、とても風が強い。暖かい南風が、白い雲を撹拌して、様々なオブジェを造形してゆく、まさに夕暮れのキャンバスを見た。


はてな?私はいったい何を言いたかったのだろう(笑)


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●投稿してみたが、ハート型に表示された雲の輪郭になかなか気付いてもらえない方もいるようだった。それで最後に拡大図を追加掲載しておくことにする(笑)





一期一会 | 04:29 | comments(0) | trackbacks(0)
正丸峠最新事情(また15遺体が)



今回の事件に関する最新状況と、現場写真が以下のブログでも掲載されている。

ワンダーランド★スタッフブログ
http://wanwanderland.blog22.fc2.com/

この方たちも、幾度も現場に足を運び、県庁、市役所、県警、地元警察との交渉を根気強く続けてこられた。その結果、ようやく警察も動き始めたようだ。
回収された80遺体の埋葬計画についても、有志の方々が鋭意進めているところだ。
昨日、水曜日の現場写真のほかにも、3本の記事がアップされている。





前出のブログ記事併せてお読みいただけると、より詳しい情報が得られるだろう。
また、現場に同行された「ご近所さん」のブログにも今回の事件がアップされたようだ。参照して頂きたい。

犬の幸せって?
http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/

拝啓 さくらセンパイ
http://ameblo.jp/haikei-sakura-senpai/


また、Twitterでツイートすることも有効のようだ。
私のフォロワーは極めて少ないが、それでも登録後わずか24時間で、見知らぬ方から4件のリツイート(引用)があった。感謝している。(画面例は昨日投稿6時間後の検索結果)






最後になるが、今回の疑惑とされている「合同葬儀」を実際に出された経験者の方からの転載とご意見にも、あらためて考えさせられるものがあった。これについても感謝している。

紅蓮はあきたけんじゃなくて、あきたいぬです
http://ameblo.jp/gurenren/

真相究明とはまた別の視点から、ペットの合同葬儀というものの在り方にも、一石を投じているのが今回の事件であるような気がし始めている。

 



一期一会 | 06:02 | comments(3) | trackbacks(0)
正丸峠に犬の大量遺棄死体



●正丸峠に犬の大量遺棄死体


埼玉県、飯能市と秩父市の間は、東京から行くと最も近い山間部。その付近に九十九折の急な山道があり、正丸(しょうまる)峠と呼ばれている。


この正丸峠に、多数の「犬の遺棄死体」があるという噂が流れて、はや2ヶ月あまり。推測では合同葬等を装って、飼い主を欺き、山中に捨てている輩がいる。


いままでも幾度か、このブログでも紹介したことのある「板橋の犬たちを助けて」を主催する有志の方々の調査で、次第にその実態が明らかになるまでは、ペットの虐待死や、崩壊ブリーダによる大量処分といった憶測も流れ、不気味で謎に満ちた山中での出来事だった。


そして、ようやく今回の事件の真相が明らかになりつつある中で、以下のブログに、その詳細が本日より公開されている(⇒ブログ「犬の幸せって?」)。
http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/


大量の犬の死体遺棄。もしも手厚く葬ったはずの愛犬が、このような手段で、山中に無残な躯となって捨てられていたとするなら、決して放置することはできないだろう。例え見知らぬ方の愛犬であっても、このような所業が許されてよいはずはない。我々としても何とか、犯人探しの手掛かりが欲しい。


遺棄された死体には、着衣や多数の手掛かりとなる情報が残されている。中には正視に堪えない写真もあるが、かつて愛犬を合同葬に出された方などの注意を喚起し、何らかの手掛かりを得たい。そう願うことで、このブログからもリンクを張らせていただくことにした。


もし、飼い主の方を一人でも見つけられれば、そこから不法投棄をした悪徳業者の特定も可能だろう。願わくば、心ある方に自らのブログで、上記のURLを紹介して頂きたいと心から願うものだ。

小さな輪の拡がりが、何らかの手掛かりに結びつくようにと。少なくとも今の段階では、それしか言えない。そして本件の情報には、今後も進捗報告が成されるだろう。卑劣な犯人にたどり着くまで。 



一期一会 | 00:42 | comments(0) | trackbacks(0)
享年15歳の紀州犬フジ



(たくさんの献花に囲まれて眠る1/10夕刻のフジ)
(写真はブログ「犬の幸せって??」からお借りしました)



昨日、2010/1/10未明、ワンダーランドさんのお店で、フジと名付けられた紀州犬♀が天に召された。享年15歳。
聞く限りでは、複数のブリーダ間をたらいまわしにされ、生涯において10回以上もの過酷な繁殖に使われ、無許可の不法ブリーダから、ようやく保護されたとき、すでに身体もボロボロの状態だったという。

このフジが現在のお店に、ようやく安住の地を見つけたのは、ちょうど2年半ほど前の初夏の頃のことだ。当初はそれでもまだ「里親募集中」という立場で、ポスターやHomePageにおいても、他の保護犬と一緒に引き取り手を待つ日々を送っていた。

けれども当時、すでに高齢犬の域に達していたフジにとっては、それだけでも里親探しは至難の状況だった。次々と保護される後輩犬たちが、傍らに来ては、やがて引き取られてゆくのを見送る日々が続いたことだろう。

人間の感覚で言うならば、いたたまれない結果だと思うが、それでも逆に、そのことがフジにとっては幸せだったのかもしれない。そして、フジも常に若い保護犬たち(特に仔犬に対しては)には寛大に接し、嫉妬するようなこともなかったと言う。



(フジの遺体にはずっとケンが寄り添う:写真ワンダーランド)

ワンダーランドさんのお店のウィンドウ近くに、いつもその白い身体を横たえ、道行く人々にも愛され、スタッフの方々にも、支えられて、そのまま残された余生を2年半余り、終世保護犬として過ごした。

このフジの様態が悪化したのは、昨年、2009年12月のクリスマスも過ぎた暮れの押し迫った頃、寝込んだフジは、ちょうどお店が年末年始休みとなり、スタッフさんの不在や、店長さんの止むにやまれぬ帰省も相まって、いったん近隣の保護親さんの所に、居場所を移していたという。




(同じ保護犬のケンも心配そうに寄り添う:写真ワンダーランド)



(どうしてよいかわからない、でも傍にいたい:写真ワンダーランド)

もしかしたら、その休み中に息を引き取ってしまうかもしれない、一部にはそう思われながらも、その後フジはじっと10日ほどの期間を待ち、そして休み明けとなった開店の日(1/8)に、再びお店に戻った。(ここ数日のことは以下の二つのブログに書かれている)

ワンダーランド
http://wanwanderland.blog22.fc2.com/
犬の幸せって??
http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/


そして再び、いつも周囲を囲まれた人々に会い、馴染みのお客さんや近隣の人々にも声をかけてもらい、最後にフジを大好きだったという幼い女の子との再開も果たすことができたのが、ちょうど一昨日(1/9)のこと。



(ももちゃんと呼ばれる女の子とフジは仲良しだった:写真ワンダーランド)

こうして、同じ保護犬のケンやハナにも囲まれ、ようやくまた普段の日常を取り戻したわずか二日後の1月10日未明、フジはその15年にわたる(それこそ波乱の)の生涯を終えた。様々な逸話が聞かされる中にあって、その詳しいことはフジのみが知るところだっただろう。

「虹の橋」という言葉は、しばしば好んで使われるが、私にはどうしても少し抵抗がある。犬たちの死という現実にあって、あまりにも美化しすぎているような描写と受け止めてしまうからだ。けれどもフジに対してだけは、この「虹の橋」を渡ってもらってもいいような気がする。


このフジのお別れは今日(1/11)も続く。数字の「ワン」だけが並ぶ印象深い最後の日だ。そして今日もフジの上に花を手向ける人々が訪れるのだと思う。そう思えばフジの生涯も、決して不幸なものではなかったのかもしれない。そして明日(1/12)、フジは「白い風」となって天に昇る。フジよ、きっとまたいつかどこかで。
 



一期一会 | 06:33 | comments(2) | trackbacks(0)
アンビリーバボな実話?(命を紡ぐ東西物語)



(「犬と猫の輸血」長谷川篤彦監訳、Teton 最新獣医臨床シリーズ、在庫切れのようだが)


これから書くことは、私が今朝たまたま知った一つの事実から、「またしても連想?」を働かせて組み立てた「もしかすると架空?の物語」である(笑)。過去の事実ばかりを、忠実に書き留めるだけがブログではない。たまには「先走った予感」に動かされて、一本の記事を書いてみるのも面白いと思った。
さて、この物語、情報元となる人物や犬は確かにこの世に存在しているのだが、それぞれが、遠く500キロの距離を隔てた東京と大阪を結ぶ話だ。どこまで事実と一致しているかは、後々の評価に委ねることとしよう(特に時系列については若干のこじつけもある)。


◎2009年末・東京にて

東京都内のペットサロン(仮にWLさんとする)に、お店で里親探しをしてもらいながら、じっと引取り手を待ち続けている1頭の犬がいた。山代犬という地犬で、無許可の不法ブリーダから救出されたそうだ。そして、つけられた名前も「山代ケン」と言うのだそうな。
彼は中大型犬とでも言おうか、体重はおよそ30キロほどなので結構重たい。顔つきはコワモテだが、とても気立ての良い犬だという話で大方の評価は一致している。
さて、2009年も押し迫った頃、このケンちゃんに「輸血犬」としての出張要請が舞い込んだという。難病の犬を救うために、大量の新鮮血がいるというのだ。
輸血のお相手は大切に育てられてきた純血種のワンちゃんだという。その命を保護犬であるケンちゃんが救うということ事態が、美談とも言えるが、実はこの話はこれだけでは終わらない。

輸血のためには事前の検査や、様々な準備が必要となるから、ケンちゃんの外泊は数日にも及んだ。けれども無事、施術も成功裏に終わって、難病のワンちゃんは救われ、やがてケンちゃんもお店に戻って来た。そして新年を迎えた今は、新しい里親さん候補の方の所で「お試し期間」を過ごしているのだという。


◎2009年末・大阪にて

さて、奇しくも山代ケンちゃんが、2009年末の数日間を外出していたちょうどその頃、遥か500キロも離れた大阪の病院(仮に関西動物HCとする)では、「血液の入れ替え」という循環器系の難治療に挑んでいる全く別の保護犬がいた。
このワンちゃんもまた保護犬だったが、2009年末に千葉県で保護され、遠く徳島から迎えに来てくれた里親さんに連れられ、これまた数百キロ以上を旅して徳島に渡った。
そして新たに「ウィッシュ」と名付けられたその犬は、2頭の先住犬と共に幸せな日々を過ごせるはずであったが。。。

ところが不幸にも、ウィッシュは循環器系の重い障害を抱えていた。そして徳島では治療できる病院もなく、一時は命さえ危ぶまれたという。
けれども新しい里親さんは、「決してあきらめることなく」、八方手を尽くして、そしてようやく治療の出来る病院を大阪に見つけた。「決してあきらめないこと」、それは森羅万象に通ずる真理だ。先に述べたWLさんのブログにも昨年末、よく似たことが書かれている。それは「ドバトに里親を見つける」という、多少異なる話ではあったが、「あきらめない」で、志す気持ちの強さには、やはり、どこか一脈通ずるものがあると思った。

話を再び徳島のウィッシュに戻すと、ともかく緊急に大阪のHCに入院し、血液を入れ替えるという難手術を受けて一命を取り止め、どうにか年内には術後の治療も終えて徳島に戻ることができた。そして無事新年を迎えているという。


◎どこかで交差する運命

さて2009年の年末、東京と大阪、遠く500キロの距離を隔てた全くの偶然。この「点と線」を紐解きながら、犬同士の輸血をめぐる「運命の符合」に気付いているのが、もし私だけだとしたなら、それはあまりにも寂しい(笑)。
血液を提供する1頭の保護犬が東京にいて、難病を輸血で救われる1頭の保護犬が大阪にもいた。いずれも2009年も暮れようとする冬空の下にあって、彼らの体内に流れるその血液の温かさを知れば、きっと人の心も、温められずにはいられまい。
 



一期一会 | 17:38 | comments(0) | trackbacks(0)
映画「犬と猫と人間と」の2010年



 (映画公式ポスターの裏面よりイメージをお借りしました)


昨年、11/22の記事(http://dog.kishu.us/?eid=100)で「映画「犬と猫と人間と」を観てきた」と題する報告を書いたが、今回はその続編として、この映画のその後を取り上げてみたい。

この映画の題名を入力してgoogle検索にかけると、現時点で約87,300,000件の情報がヒットする。その中から、マイナーなブログのみを検索しただけでも771,000 件がヒットする現実。むろん玉石混交に違いないが、巷での関心の高さを物語る結果とも言えるだろう。

普段なら、あまりお勧めはできないが(笑)、なぜか今回は2chでも終始好意的な意見でまとまっているのが不思議だ。小さな草の根から広まった映画ならではの結果で、口コミで関心の高まる状況が、手に取るようにわかる好例だとも思った。


オフィシャルサイト
http://www.inunekoningen.com/


飯田監督ブログ
http://lowposi.jugem.jp/


上記の検索ヒットは例外として、以下には、検索結果のトップより主だったものを列挙してみた。オフィシャルサイトからのリンクは除外してある。すなわち、一般の外部から見た意見を知るものばかりである。ご参考まで。


徳島新聞(崖っぷち犬報道もしていた地元新聞です)
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/12/2009_126059847248.html


シネマトピックス・オンライン(@nifty系の映画情報がルーツ)
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=10495


シネマトゥデイ(株式会社ウエルバの総合映画情報サイト)
http://www.cinematoday.jp/movie/T0007885


杉本彩さんのブログ(画面は派手?ですが内容は極めて真面目です)
http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-10352320354.html


日刊サイゾー(独自のネットワークで収集した情報を提供)
http://www.cyzo.com/2009/10/post_2872.html


ともあれ、これら巷での評判と照らしながら、飯田監督のブログ、最新号(2009.12.29)「犬と猫と人間と」ニュース Vol.14が、昨年末に更新されている。その中で、監督自身による以下のコメントが印象的だ(http://lowposi.jugem.jp/)。


<来年の目標>
来年に入ってからも上映は続きますが、いろいろとやりたいこともあります。まずは「犬と猫と人間と」英語版の作成。自主上映もできれば100ヶ所くらい広げられたらと願っています。そしてDVDパッケージの発売。映画の取材過程を本にする話を頂いていますので、その執筆。またぜひ実現させたいのが、映画の国会試写会です。(以上原文のまま)


この映画が単なる企画上映の域を超えて、多様に進化していく可能性を実感する。書籍やDVDの出版にも期待したいが、特に自主上映の普及と国会試写会は、是非とも実現してほしいテーマだと思った。
(自主上映⇒ http://www.inunekoningen.com/theater.html


いずれも2010年からの針路を表明する力強いコメントだが、これを「新年の抱負」とせずに、「来年の目標」として年末にアップしているところに、なぜか飯田監督らしい未来志向のスタンスを感ずる。2009年の実績はもう振り返らないという心意気かもしれない。今後もこの映画の動向を見守っていきたいと、改めて思った。



一期一会 | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0)
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